2020年 中途入社
不動産部 課長
T.A
雨宮に入社を決めた理由は?
私は雨宮入社までに計4社で働いてきました。4社目の不動産ベンチャーでは立ち上げメンバーとして参画し、かなり多忙な日々を送っていました。とてもやりがいを感じていたのですが、フルコミッション(完全歩合制)だったので将来に不安を感じていたのも事実です。
そんな時、知人の紹介で雨宮社長に出会い、最初はその人柄に惹かれ、黒字経営を50年以上続けてきた組織の安定感にも好感を持ちました。
加えてシロアリ駆除と不動産業は親和性が高く、私が持つ業界経験を雨宮のさらなる発展に活かしていけるのではないかと思い、転職を決意しました。
どんな仕事をしていますか?
入社後は株式会社雨宮の屋号で新たに宅地建物取引業免許を取得し、不動産部の課長として事業の強化に尽力しています。日々の案件で言えば、直接オーナーさんから空き家の管理や売却の相談を受けたり、他業種からお客様をご紹介いただけるケースもあり、前職で培った経験や人脈がとても役立っています。
最近はインターネットで何でも検索できると思いがちですが、やはり人と人のつながりに勝るものはありません。対話の中から気づきが生まれたり、偶然のマッチングがあったりと、ご縁をつないでいく面白みが仕事のやりがいにつながっています。
入社してよかったと感じるポイントは?
一番心に残っているのは、空き家をグループホームに活用した案件です。3年ほど前から空き家になっており、築50年が経過していたため、誰もが「建物には価値がない」と思い込んでいました。
解体後に土地として売却する案を相談されましたが、私は前職での経験上「部屋数が5部屋以上」の物件は福祉施設としての需要が高いことを知っていました。そこで再生プロジェクトを立ち上げてリフォームを進めると共に、実際に福祉施設として借りたいオーナーさんとのマッチングにも成功。現在は利用者様も入られ、実際に活用されています。
解体予定だった建物を蘇らせ、もう一度社会の役に立つ「循環」のお手伝いができたことがとても感慨深いです。
今後目指していきたいことを教えてください。
不動産事業を雨宮の主軸事業に成長させることが目標です。
現在はシロアリ事業が雨宮の売上の8割〜9割を占めていますが、不動産事業も同等の売上を立てられる可能性が大いにあると思っています。
私は働く上でとにかく“動く”ことを大切にしているのですが、「まず無理だろう」と思っていた特殊条件の物件であっても、何気ない対話の中から思いがけないマッチングが生まれることが少なくありません。結果を決めつけず「動けば変わる」というマインドで挑んでいきたいと思います。
1日のスケジュール
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08:00
出勤
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08:15
朝礼 今日一日の流れを確認します
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08:30
事務処理 契約書類の作成や、WEB上で物件捜索などを行います
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12:00
お昼休憩
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13:30
物件調査 オーナーさんから売却希望のあった物件の査定を行います
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15:00
商談 取引のある不動産会社と商談し、売り手買り手のマッチングを目指します
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17:00
帰社・事務処理 書類整理を行います
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17:30
社内MTG 部内での案件報告や進捗相談などを行います
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18:00
退勤 残業する日もありますが、遅くとも20時には全員退勤します
求職者のみなさんに一言!
私は今までに二度、倒産と会社人員整理を経験しています。利益を着実に出している安定した会社の力強さが、今の時代ますます希少なものになりつつありますが、雨宮にはその基盤があります。「この仕事がしたい」という強い気持ちも大切ですが、私の場合は入った環境をいかに楽しむかを突き詰めたい人間です。
その意味で、社会に求められ続ける雨宮の経営基盤は大変ありがたいと感じています。
誰もがみな「家」に住んでおり、その意味で雨宮の仕事に全く関わりのない人は存在しないと思います。
人と関わることに喜びを感じられ、何事も素直に吸収していける方は、きっと雨宮で成長できるはずです。一緒に働けることを楽しみにしています!